フロアコーティングを行う際に起こりがちなトラブルとは?

公開日:2022/03/01   最終更新日:2022/04/12

トラブル

フロアコーティングは近年、日本でも注目されている施工方法です。技術力のある業者に依頼することで、床の保護と美観の維持が期待できます。一方、経験の少ない業者を選択した結果、トラブルに見舞われてしまうケースも。この記事では、フロアコーティングを行う際に起こりがちなトラブルと、業者選びのポイントを解説します。

フロアコーティング施工時に起こりがちなトラブル

まずは、フロアコーティングの施工を依頼した際に起こりがちなトラブルを、4つに分けて紹介します。

ゴミの混入

失敗事例としてありがちなものに、ゴミの混入が挙げられるようです。コーティングと床のすき間にゴミやホコリ、毛髪などの異物が紛れ込んでいる状態です。

原因は、施工時に使用したモップの汚れを塗り込んでしまっているケースや、塗膜が完全に硬化する前に汚れが付着してしまったケースが考えられます。こうしたトラブルが発生した場合は、異物が混入した部分の表面を削り、フロアコーティングを施工し直します。

コーティング剤の接着不良

床とコーティング剤が密着していない状態で施工が完了してしまうケースも考えられるでしょう。原因は、床に施されたワックスなどの薬品類を、事前にきちんと取りのぞいていないためです。よくあるトラブルといえますが、実はこのケース、非常に厄介な状態です。

なぜなら、一度塗布したコーティング剤は、剥がすことが非常に困難だからです。接着不良が部分的であれば、その場所だけ剥離させ塗り直しができます。しかし、万が一接着不良が全体にわたっていた場合、フロアの張り直しという結果を招きかねないため注意が必要です。

コーティング剤の硬化不良

コーディング剤が固まりきらず、ペタペタな状態で納品されてしまうトラブルもあります。これは、湿度や気温による影響が大きいです。硬化時間を長く設けていれば防げるトラブルですが、経験が浅い業者や作業が雑な業者の場合、硬化不良のまま引き渡しを行いトラブルに発展するケースもあります。

硬化不良が全体的に発生している場合は、すべてを剥離して塗布し直す必要があります。しかし、一度塗布したコーティング剤をキレイに剥がすのは非常に困難です。そのため、コーティング剤の接着不良と同様に、状態によってはフロアの張替えが必要なケースもあるでしょう。

コーティング剤の塗りムラ

コーティング剤が均一に塗布されておらず、塗りムラが発生するケースもあります。これは、施工を手掛けた作業員の技術や知識、経験不足が原因です。コーティング剤の扱いに慣れていない場合、こうした残念な結果を招くこともあります。

対処するためには「ツヤ合わせ」という作業を行い、周りの質感と合うよう整える作業が必要です。ツヤ合わせには高い技術力が求められるため、ノウハウが豊富な作業員でなければ難しい作業になります。

フロアコーティング施工後に起こりがちなトラブル

フロアコーティング剤を塗布した直後に発生するトラブル以外にも、施工から数年が経過した後に発見されるトラブルも存在します。

塗膜の剥がれ

トラブルの事例として、コーティングの塗膜が剥がれてしまうケースが挙げられるでしょう。原因は、床材とコーティング剤との接着不良です。施工直後に接着不良が判明しなかった場合に発生する可能性があり、対処は非常に困難です。コーティング剤の状態や業者の対応により、対処法は異なります。

ツヤが消える

部分的にツヤが消えてしまうといった現象もあります。施工から間もない時期に発生した場合は、コーティング剤の硬化不良が原因でしょう。対処方法は、コンパウンドという傷を消すために使用される研磨剤を使用して磨くのが一般的です。ツヤを調整し、ムラを目立たなくさせます。

白く変色する

表面が白く変色してしまうケースもあります。大抵は部分的に発生しますが、全体に発生する可能性も否定できません。原因は、施工時に床材をしっかり乾燥させなかったためです。

さらに、作業中の湿度や温度などが要因で発生する場合もあります。白くなっている部分のみ塗膜を削り、薄い樹脂やフロアコーティグを塗って補修を行う必要があります。

トラブルを防ぐためには業者選びが超重要

こちらでは、フロアコーティングを依頼する際の業者選びのポイントを解説しましょう。

評判をチェック

依頼する業者を決定する前に、必ず評判を調べましょう。インターネットを利用することで、多くの口コミが確認できます。トラブルが発生していないか・実績は豊富か・悪い評判はないかなど、しっかりとチェックしてください。

見積もりをチェック

見積もりの細かさも重要です。提出された見積もりに、施工方法や施工場所の広さなどが細かく記載されているか確認しましょう。見て分からない部分は、質問することをおすすめします。信頼できる業者であれば、納得のいく回答をしてくれるはずです。

知識をチェック

施工方法や使用するコーディング剤について質問した際、スムーズに回答してくれる業者は理想的といえます。消費者がフロアコーティングについての知識を持っていないのは当然です。そんな消費者に対し、不明点を丁寧に説明してくれる業者であれば安心でしょう。逆に、納得のいく回答をしてくれない業者は注意が必要です。

 

この記事では、フロアコーティングを行う際に起こりがちなトラブルと、業者選びのポイントを解説しました。フロアコーティングを依頼した際のトラブルは、業者の知識と技術力がしっかりしていれば発生することはありません。だからこそ、フロアコーティングには信頼できる業者選びが重要といえるでしょう。

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